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インプラントと入れ歯との違い


入れ歯(取り外し式義歯)

入れ歯は、歯が多数欠損した場合や、両隣に支えとなる歯がない場合(奥歯など)に行う治療法です。

部分入れ歯
部分入れ歯
総入れ歯
総入れ歯
左右両方の奥歯を失った場合や、7番(一番奥の歯)を失った場合には部分入れ歯を使用します。
すべての歯を失った場合は、歯茎の上にのせる総入れ歯(総義歯)を使用します。
○メリット
  • 一般的な治療方法なので、非常に多くの歯科医院で治療を受けることができます
  • 素材によって保険内で治療できます
×デメリット
  • 床(しょう)が口腔内の大部分を覆う
  • 装着時に異物感があり、発音が阻害される
  • 食事の際の味覚や触感が損なわれる
  • 咀嚼効率が悪く、天然の歯に比べて二分の一から三分の一程に落ちます。
  • 安定のため金属のバネをかける必要があり、お口をあけたときに金属が見えることがあります。

インプラント

歯のない部分に人工の歯根を埋める治療方法です。
チタン製の人工歯根と骨が結合するので、がたつかず、天然の歯と変わらずに噛む事ができます
インプラント
○メリット
  • 自分の歯と変わらない感覚で噛む事ができ、異物感がない
  • 周りの歯を傷つけない
  • 1歯欠損から全歯欠損まで対応可能
  • 見た目の仕上がりが自然
×デメリット
  • 外科的な治療が必要になります(抜歯程度です)
  • インプラント治療を行っている医院がまだ少ない
  • 糖尿病などの疾患がある場合、インプラントができないケースがあります
  • 治療期間が他の治療に比べて長い(治療期間中は仮歯を使えます)
  • 保険適用外で治療費が自己負担になります(医療費控除を受けられます)


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