インプラントとは?
今までで最も天然歯に近い構造です
インプラント治療は、歯肉の内部にある顎の骨に金属製の人工歯根を埋め込みその上に人工の歯を取り付ける治療方法です。
現在国内外で主流のインプラント治療は、「オッセオ・インテグレイテッド・インプラント」といい、チタンで作られた人工歯根が使われています。
チタンは生体との親和性が極めて高く、アレルギー反応を起こしません。
オッセオ・インテグレーションとは、osseo(骨との)、integration(結合)という意味で、骨に埋め込んだチタンが3〜6ヶ月で直接結合する性質を生かした治療方法です。
インプラント治療の患者さん第一号の現在
1952年、スウェーデンのブローネマルク博士が、チタンと骨が結合することを発見しました。ブローネマルク博士は、この現象を「オッセオインテグレーション」と名付け、人工歯根として利用する方法を研究しました。
歯科医学の中では比較的新しい治療方法ですが、実用化の前に13年にも及ぶ研究を行い、人体への悪影響がないことが証明されたのち、臨床へと移行させました。
1965年に世界ではじめてオッセオ・インテグレーテッド タイプのインプラント治療を受けた患者さんは、40年近くたった今でもインプラントが正常に機能しています。
|
|
Dr.ブローネマルク |
|